中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第2回基本問題 問一解説

【問一】
 
論説文の接続語空欄補充問題ですね。
 
適切な接続語をいれ、文章の前後関係を明らかにしましょう。
 
空欄の前後を読み比べ、それにふさわしい用法の接続語を入れていきます。
 
1 前の文の「二〇三〇年には約二〇センチメートル」に対し、
 
後の文で「二〇七〇年には四十五センチメートル上昇する」
 
と付け加えています。
 
つまり、順接の接続語エ「そして」が入ります。
 
2 前の文では「雨の降り方にも大きな変化がおこると予想」とあり、
 
後の文で「雨の少なかった地域では、・・・雨の多い地域では・・・」
 
と大きな変化について、言葉を変えくわしく説明しています。
 
このことから、ア「つまり」が適切です。
 
3 空欄の後の文で「地球温暖化について、
 
もう少しくわしく見てみましょう。」と
 
新しい話題に切り替えていますので、オ「では」が入ります。
 
4 空欄が段落の冒頭にあります。
 
前にある6段落の内容に注目してみると、
 
大気中に適量の温室効果ガスが含まれていると、
 
美しい自然が維持されると書かれています。
 
7段落には温室効果ガスを二酸化炭素というかたちで、
 
大量に速いペースで大気中に放出している、
 
と書かれています。
 
ここで適量ではない温室効果ガスということが分かるので、
 
逆接の接続語イ「しかし」が入ります。
 
5 空欄を前後して「数千万年」「数億年」
 
という二つの数値がありますので、ウ「あるいは」が適切です。
 
 
答え:1エ 2ア 3オ 4イ 5ウ