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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第3回基本問題 問五解説

【問五】
 
1・2
 
傍線②「そうおっしゃったのよ」とありますので、
 
「そう」の部分の指示語をたどると、
 
直前にある「あさっての遠足ね、この分だとやめてもらうかもしれないって、」
 
という部分だということがわかります。
 
問題文にある「おっしゃったのは」誰であるのかというのも、
 
この直前に「節ちゃん、お父さまがね」と書かれています。
 
 
答え: 1 父   2 あさっての~も知れない
 
 

 
「父」が「僕に」「遠足をやめてもらうかも知れない」理由を考えます。
 
11行目にある「この分だと」がその理由のヒントになります。
 
7行目「ええ、昨夜からお悪いのよ」と
 
17行目「お母さんとてもお悪いのよ」という
 
姉の言葉から母の容体が悪いことが読み取れます。
 
また、16行目「もしものことがあったら」の部分から、
 
「僕」は22行目から23行目「母が死ぬかもしれない」
 
という状況は理解しています。
 
つまり、「僕」が明日の遠足に行っている間にも
 
母が死んでしまうかもしれない状況であることはわかっています。
 
これらの部分をふまえて30字以内で文章をまとめます。
 
 
答え:明日にでも死ぬかもしれないほど、母の容体が悪かったから。