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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第3回基本問題 問六解説

【問六】
 
傍線③の直前に注目します。
 
「姉が涙ぐんでいる様子であった。それもつらくて」とあり、
 
ひとつは弟の反発で姉を苦しめていることが
 
つらく「だまりつづけて夕飯をかきこんだ」ことがわかります。
 
そして、「それも」とありますので、もうひとつ理由があります。
 
それは、15行目から18行目に書かれている
 
「遠足にいけなくなるかもしれない」不満です。
 
ア ×
 
後半部分にある「とにかく腹が減っていたから」が
 
だまりこんだ理由とは考えられません。
 
ウ ×
 
1行目から2行目「靴を脱ぎながら気になった」とあり、
 
これが母の容体だということがわかりますので、
 
「僕」は母の容体が悪いことを知っていたと読み取れます。
 
エ ×
 
選択肢には「わがままな自分を恥じたから」とありますが、
 
15行目から18行目からもわかるように、
 
この時点で「僕」は「姉」に対して反発しているので、
 
この選択肢が適切でないことがわかります。
 
 
答え:イ・オ