ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第1回 都道府県のすがた 練習問題2 解説その8

それでは、最後に残った問5を片付けましょう。
日本国内でアルミニウムの生産を行わず、輸入に頼るようになった理由を
「アルミニウムの生産の特徴にふまえながら」
説明します。
アルミニウムはボーキサイトという鉱石から取り出されます。
この工程で大量の電力を消費します。
このため、アルミニウムは「電気のかんづめ」と呼ばれることがあります。
1970年代から1980年代に2度のオイルショックを経験した日本では、
18万円のアルミニウムを作るのに、12万円の電気代がかかるように
なってしまったそうです。
これに、原材料費・設備費・人件費などを加えると…
もうけがほとんど出ませんね。
2014年をもって日本国内でのアルミニウム生産は行われなくなりました。
以上を踏まえて、字数は指定されていませんから、解答欄の大きさに合わせて
字数を設定しましょう。
正解例:大量の電力を消費するため、アルミニウムを生産する費用が高く
つくから。(句読点を含めて34字)
以上で予習シリーズ社会6年下、難関校対策第1回
練習問題2の解説を終わります。