ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第2回 人物で見る日本の歴史 練習問題1 解説その4

問7です。
資料Eで下線⑥が平清盛(たいらのきよもり)であることだけ確認して、
選択肢の吟味に入りましょう。
ア:誤りです。
平清盛は、保元の乱で天皇方(後白河天皇)について戦い、勝利しました。
イ:誤りです。
平清盛は武士として初めて太政大臣になりましたが、摂政・関白
にはなっていません。
ウ:誤りです。
「娘を天皇の后(きさき)とし、生まれた子を天皇に立てた」のは
正しいのですが、生まれた子が安徳(あんとく)天皇になります。
(天皇に即位したとき、わずか1歳4か月… )
エ:正しいです。
平清盛といえば…、の日宋貿易ですね。
したがって、正解はエになります。
問8です。
将軍から受けた「御恩」に報いるために働くことですから、
即答でお願いします。
正解は奉公(ほうこう)です。
続いて、問9です。
下線⑧の「院」が誰なのかを答えます。
資料Fを見ると、承久の乱のときに北条政子が御家人に対して行った
演説であることがわかりますね。
ということは、下線⑧の「院」とは、承久の乱の首謀者です。
正解は後鳥羽上皇です。