ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第2回 人物で見る日本の歴史 練習問題1 解説その5
問10にいきましょう。
下線⑨の「わたし」が誰なのか。
資料Gからは判断しにくいですが、最初の部分に、
大明皇帝陛下
とありますね。
ここから、資料Gが貿易を始めるために日本から明の皇帝へ送られた
国書(外交文書)だと判断できます。
したがって、下線⑨は足利義満です。
足利義満が行ったこととして「正しくないもの」を選びます。
正解はイです。
金閣は京都の東山ではなく、北山に建てられました。
実は、この問題、資料を読まなくても下線⑨が足利義満だとわかってしまいます。
選択肢を見てみましょう。
アの「花の御所」、イの「金閣」、ウの「南北朝の合一」、エの「世阿弥」、
この4つのキーワードから下線⑨の人物が足利義満だとわかってしまいますね。
問11です。
足利義満が行った貿易ですから、即答でお願いしますね。
正解は、勘合貿易(かんごうぼうえき)です。
問題に「右の資料にちなんで」とありますから、この場合、
日明貿易
では☓(バツ)にされますので、ご注意を。