ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第6回基本問題 問一解説
【問一】
中学受験の国語における随筆文の読解において、
最も大切なことは、事実と筆者の考え(感想)を読み分けることです。
「小学生のころの夏休み・・・」という書き出しからもわかる通り、
筆者の経験した事実についての紹介から文章が始まっています。
そして、この経験談は55行目まで続いています。
56行目「夏休みが終わると・・・小学生だったわたしは、
アイスキャンデー売りと同じぐらいに年をとり」という部分から、
現在の筆者の目線で、これまで書かれていた
体験に対する感想が述べられています。
理由の問いに対しては、前半は~、後半は~と
分かりやすく説明できるように心がけましょう。
答え:56(行めから)
〔理由〕前半は筆者が、小学生のころの夏休みに
アイスキャンデー売りの女の人と出会った経験が中心に書かれている。
後半は、その経験に対する現在の筆者の意見が中心に書かれている。