ノア式予習シリーズ学習法 5年社会 歴史の流れをとらえよう 浄土教
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、浄土教について見ていきたいと思います。
それでは問題です。
浄土教
10世紀半ばに社会不安の中で流行した〔 〕思想により広まった、
〔 〕仏にすがれば極楽浄土へ往生できるという教えのことをいいます。
市聖(いちのひじり)とよばれた〔 〕が諸国をまわって布教しました。
それでは、解答です。
浄土教
10世紀半ばに社会不安の中で流行した〔末法〕思想により広まった、
〔阿弥陀〕仏にすがれば極楽浄土へ往生できるという教えのことをいいます。
市聖(いちのひじり)とよばれた〔空也〕が諸国をまわって布教しました。
この浄土教ですが、これを理論化した人として源信という人がいます。
彼の場合の念仏の意味は、修行としての意味合いを持っています。
極楽浄土に行くために、五つの正しい修行(正行)をあげています。
彼は様々な行法の中の念仏だけで極楽往生ができる説き、
出家する者ではない者が自らの力で極楽往生する道をよりかんたんにしました。
彼もまたなやんでいる個人の救済を念仏によって行おうとしたのです。
みなさん、浄土教についてしっかりと覚えましょう。