ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第6回基本問題 問八解説

【問八】
46行目「ある日」から傍線⑦「それっきり、だれも、何も言いませんでした。」
までの文章の流れを整理します。
幽霊ごっこをしていた小学生たちは、
51行目「なくなった人をおもちゃにしてはいけない」とわかっています。
だから、それを見たアイスキャンデー売りに
52行目「しかられるのを覚悟」しています。それなのに、
54行目「幽霊になって、会いにきてくれるといいんだけどね。」
という意外な言葉を聞き、
傍線⑦「それっきり、だれも、何も言いませんでした。」となっています。
このことから解答文の空欄をうめていきます。
すると、(1なくなった人をおもちゃにしてはいけない)
ことぐらいはわかっていたので、
(2しかられるのを覚悟)していたが、となります。
そして、3は何も言えなくなってしまった小学生たちの心情について考えます。
おそらく小学生たちは、この意外な言葉から
アイスキャンデー売りの死んだわが子に会いたいという
切実な思いと深い悲しみを感じ取ったと考えられます。
このことから、ウの選択肢が適切であると考えられます。
また、ア「怯えている」、イ「とまどっている」、
ウ「安堵」しているという表現が適切ではないことがわかります。
答え: 1なくなった人をおもちゃにしてはいけない
2しかられるのを覚悟
3ウ