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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第7回基本問題 問十1・2解説

【問十】
 

 
傍線⑥「こういう家」とはどのような家ですか、とありますので、
 
まず「こういう」の部分の指示語をたどり、どのような家なのか考えます。
 
直前の段落に注目し、「・・・家」と書かれている一文を探します。
 
すると、54行目から56行目「柱なし、規格品の板を何枚か合わせて柱とし、
 
全部がそういう規格材と合板とで作られた家」とあります。
 
この部分が、48行目「頑固な昔者の大工で、職人気質の強い人」
 
である筆者の父の建てた家と対比されている、
 
現在流行りの建築法であることがわかります。
 
そして、筆者は「親父が見たら、なんていうだろうかな。」
 
と思っているのです。
 
 
答え: 柱なし、規~作られた家
 

 
1にもある通り、筆者は自分の父について、
 
48行目に「わたしの父は頑固な昔者の大工で、
 
職人気質の強い人だった」とその人物像を紹介しています。
 
「気質」を「かたぎ」と読むときは、
 
「同じような身分、職業、年齢の人が共通して持つ特別な性格」
 
という意味になります。
 
 
答え:頑固な昔者の大工で、職人気質の強い人