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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第7回基本問題 問十3・4解説

【問十】
 

 
筆者が自分の父についてくわしく書いている48行目から51行目に注目します。
 
この部分から、「どのような思いをもって仕事に臨んでいたか」をまとめます。
 
問題文には「文章中の言葉を使って具体的に」とありますので、
 
できるだけ多く本文中の言葉を取り入れて、
 
抜き出しに近いかたちから「・・・という思い。」でまとめるのが理想的です。
 
大工であった筆者の父の仕事に対する思いが49行目から50行目
 
「家を作る時はどんな細部にも手抜きせず、
 
作る以上は何代にもわたって人が住めるような家しか作りたがらなかった。」
 
とありますので、この部分を中心にまとめていくといいでしょう。
 
 
答え: どんな細部にも手抜きせずに、
 
作る以上は何代にもわたって人が住めるような家しか作りたくないという思い。
 

 
3で答えた「思い」の内容を、「職人としての□□」という
 
ほかの言葉で表しなさい、という問題です。
 
筆者の父のような職人は、「一生もの」を作ろうと仕事をしている
 
ということは、問八、問九からも、また文章全体からも読み取れます。
 
「一生もの」を作ろうとするのは職人として当然のことであり、
 
29行目にあるように「誇り」であるのです。
 
職人についてふれている部分や「一生もの」という言葉に注意しながら、
 
探していきましょう。
 
 
答え: 誇り