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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第3回 憲法から見る日本の政治 練習問題2 解説その4

問3にいきましょう。 
 
労働するにあたって性別による差別を禁止した法律の名を「漢字で」答えます。 
 
即答でお願いしたいところです。 
 
正解は男女雇用機会均等法(だんじょこようきかいきんとうほう)です。 
 
 
 
 
 
続いて、問4です。 
 
下線④が「新しい人権」ということだけ確認して、「ふくまれないもの」を 
 
選びます。 
 
即答でいきましょう。 
 
正解はアの生存権です。 
 
「新しい」人権とは、日本国憲法の条文で規定されていませんが、裁判などを 
 
通して認められるようになった権利のことをいいます。 
 
「日本国憲法に書かれていない権利は保障しない」 
 
というのでは、硬直的すぎますね。 
 
大日本帝国憲法には社会権が規定されていませんでした。 
 
社会権が認められるようになったのは20世紀に入ってからのことなので、 
 
大日本帝国憲法が発布された19世紀にはまだなかったのです。 
 
日本国憲法は第25条から第28条で社会権に関して規定しています。 
 
どれも重要な条文なので、必ずチェックしてください。 
 
特に、第25条第1項は、必ず暗記!!!!!! ですよ。