ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第3回 憲法から見る日本の政治 練習問題2 解説その6

最後の問6です。
まず、1の問題から。
「権限」を答える問題ですから、最後に「権」を忘れずにつけてください。
Xは「裁いたり」がヒント。
ただし、間違えやすいので注意してくださいね。
正解は、司法権です。
Yは「法律をつくる」とありますから、立法権ですね。
Zは残りの一つ、行政権です。
三権分立に関しては、いろいろな問題が出題されるので、
予習シリーズ社会6年上、33ページの図を完璧に再現できるように
しましょう。
(もちろん、絵はいらないですよ。)
矢印の部分は、
矢印の尾の部分の機関(権限)が
矢印の先の部分の機関(権限)を
抑制するために、~ができる。
と読んでください。
例えば、
国会から裁判所に向かって矢印が伸びているところは、
国会(立法権)が
裁判所(司法権)を
抑制するために、裁判官の弾劾裁判ができる。
と読みます。
続いて、2の問題です。
三権分立のしくみを採用した理由を答えます。
三権分立のしくみが整えられるまでは、
国の王様が…
自分に都合のよい法律を1人で作って、
自分の都合に合うように1人で政治をして、
歯向かうものは処刑!!!
と自分の都合しか考えずに、国を動かしていました。
こんな国にはだれも住みたくないですね。
このようなことを防ぐために、王様の力を分散して、それぞれを
異なる機関が担当し、さらに行き過ぎを抑制するためにお互いを
制御できるようにしたのが三権分立です。
正解例1:独裁政治になることを防ぐため。
正解例2:たがいに権力をおさえ合うことになるから。
以上で、6年社会下 難関校対策 第3回 憲法から見る日本の政治
練習問題2の解説を終わります。