ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第9回基本問題 2⃣問一 問二解説

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【問一】
第一連には「黙っているから好きだ」、「歩いたり走ったりしないから好きだ」、
「愛とか正義とかわめかないから好きだ」とあります。
これらの「から」の部分に注目します。
つまり筆者はうるさかったり、動いたり、
わめいているものを好ましいと思わず、
木はひかえめで静かであるから好きだということが読み取れます。
ア「心やさしい」、ウ「すなおである」、エ「落ち着いている」
といった人間をたとえる表現は適切ではありません。
答え: イ
【問二】
第二連「ほんとうにそうなのか」と疑問を投げかけた後に、
第三連で「見る人が見たら」「木は囁いているのだ」と続きます。
第三連を注意深く読むと、一見黙っている「木」でも、木について、
他の多くの人とは違う捉え方、つまり、
木について深くとらえることができる人(筆者)が見れば、
実は「囁いている」ように感じ取ることができると訴えかけています。
答え: エ