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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第9回基本問題  2⃣問三 問四解説

【問三】
 
「木は囁いているのだ ゆったりと静かな声で」とあるこの一行では、
 
語順が入れ替わった倒置法が用いられていることがわかります。
 
そして、「木は囁いている」の部分には擬人法が用いられています。
 
この両方の表現技法が使われているものを選びます。
 
すると、ア「蝶々が踊っている 明るいひかりを浴びながら」
 
は語順が入れ替わり「蝶々が踊っている」の部分で
 
擬人法が使われていることがわかります。
 
ちなみに、イは倒置法のみ、ウ・エは擬人法のみが使用されています。
 
 
答え: ア
 
【問四】
 
「空にむかって」は木が枝葉を広げて大きく生長してゆく様子を
 
表現しています。
 
「地の下へ」は、根っこを土の中に張りめぐらせている様子
 
を表現しています。
 
また、「歩いているのだ」「走っているのだ」という表現に注目すれば、
 
空に向かって生長してゆく様子はゆっくりと、
 
根っこは勢いよく一気に張りめぐらされていることがわかります。
 
 
答え: 木の幹や枝葉が空に向かって、ゆっくりと生長していき、
 
根っこが土の中で一気に勢いよく四方に渡り張り巡らされていく様子。