ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第12回基本問題 2⃣問四解説

【問四】
A 古池や/ かはづ飛び込む/ 水の音
B 五月雨を/ 集めて早し/ 最上川
C 荒海や/ 佐渡に横たふ/ 天の川
D 旅に病んで/ 夢は枯野を/ かけめぐる
1
初句が「荒海や」とあり、切れ字の「や」がついていますので、
初句切れだということがわかります。
答え:ア
2
「天の川」は夏と勘違いしやすい季語です。
七夕は旧暦の7月7日ですから、秋の季語になります。
答え:天の川 秋
3
「荒海」とありますから、作者の眼前には波が激しく打ち寄せる
海が広がっていることがわかります。
そして、「佐渡に横たふ 天の川」とありますので、
作者が立っているこの場所は日本海であり、
海の向こうには佐渡島が見えることもわかります。
空を見上げると「天の川」も見えています。
「横たふ」とは「天の川」が
佐渡島に向かってずっと続いている様子を示します。
答え:天の川
4
上記した解説からも、ウが適切だということがわかります。
秋の夜空は空気が澄み、天の川が美しくはっきりと見えることでしょう。
ア「遠鳴りを聞きながら」、イ「白い波飛沫が、まるで天の川のようで」の
部分はこの句から読み取ることが出来ません。
答え:エ