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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第4回 地図や図を読み解く問題⑴ 練習問題3 解説その4

最後の問8です。 
 
空らんにあてはまることばを「漢字2字で」答えます。 
 
空らんの直前に 
 
「法の下の」 
 
がありますから、即答でお願いします。 
 
正解は平等です。 
 
選挙区によって議員一人当たりの有権者数が大きく異なっていることを 
 
「一票の格差」 
 
といいます。 
 
この格差が大きく、日本国憲法第14条にある「法の下の平等」に反している 
 
と判断された場合は、違憲判決が出されることがあります。 
 
憲法に違反した選挙なのだから、やり直すべきではないか? 
 
と考えられますが、同じ選挙区では格差は変わらないので、無意味です。 
 
また、いずれかの議院の国会議員がいなくなることで、一票の格差を是正する 
 
法改正もできないことになり、国会の機能が停止してしまうおそれがあります。 
 
そのため、裁判所は 
 
「違憲であるが、選挙自体は有効。」 
 
と判断することがほとんどです。 
 
裁判所が国会に 
 
法改正して選挙区を作り変えて、一票の格差を極力少なくしなさい 
 
と促しているわけですね。 
 
三権分立の図は自分で完璧に書けるようになるまで何度も書いて 
 
みましょう。 
 
以上で、6年社会下 難関校対策 第4回 地図や図を読み解く問題⑴  
 
練習問題3の解説を終わります。