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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第13回基本問題 問三解説

【問三】
 
問二を参考に「宿かり」の心情を考えます。
 
自分より小さいきしゃごを馬鹿にしながら
 
優越感にひたった「宿かり」は、
 
7行目「勢いよくきしゃごを押し分けて」
 
一度宙返りをして海の中に飛び込むのです。
 
また、6行目「自分ながらもよくもこんなに大きくなった
 
ものだとうぬぼれた。」とあります。
 
これらの「宿かり」の情景描写、心情から考えると
 
きしゃごに対して得意げに宙返りをしたことがわかります。
 
つまり、ウが適切であることがわかります。
 
解答へ導くポイントとしては、
 
「宿かり」は誰(きしゃご)に対して
 
どのように思ったか、と考えましょう。
 
ア △
 
確かに「宿かり」はきしゃごに対して優越感を持ち
 
明るく楽しい気持ちになっていたかもしれませんが、
 
この気持ちをより具体的に表現したのが、
 
ウの選択肢になります。
 
イ ×
 
エ ×
 
本文から、「宿かり」がきしゃごに対して
 
「目立ちたい」と思う気持ちや
 
「退屈を紛らす」描写は読み取ることが出来ません。
 
 
答え: ウ