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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第13回基本問題 問五解説

【問五】
 
問四の内容と関連して考えます。
 
傍線④にある苦しんだ理由は、
 
自分より小さなきしゃごを見てうぬぼれていた自分が、
 
自分より大きなさざえに出会って急に恥ずかしさを感じたからです。
 
このことにより、10行目から11行目
 
「大きな者のみが感じられる寛大な心持ち」
 
も見事に消え去ってしまったのです。
 
また、「宿かり」は傍線④の直後で
 
大きなほら貝のからにもぐり込んで安心し、
 
25行目「彼はまた大きくなろうという欲望に燃え立った。」とあります。
 
このことから考えて「あてはまらない」選択肢を選ぶと、
 
エ「夢がかなえられそうもない」が適切であることがわかります。
 
ア ×
 
イ ×
 
ウ ×
 
「宿かり」は自分より大きなさざえに出会い、
 
これまでうぬぼれていた自分に自己嫌悪を覚えたことがわかります。
 
そして、この出来事により自信を失い、プライドが傷つけられたのです。
 
 
答え: エ