中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 緯度と経度

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、緯度と経度について解説していきたいと思います。
 
➀緯度
地球上のある地点の位置は、南北を緯度、東西を経度として表しています。
 
ある地点の緯度は、赤道面をもとにした角度であり、
 
南緯○○度や北緯○○度のように表します。
 
緯度は、0度から90度までの範囲となっており、赤道は緯度0度で、
 
北極は北緯90度、南極は南緯90度となります。
 
同じ緯度の地点を結ぶ線のことを緯線といい、北緯23.4度の緯線を北回帰線、
 
南緯23.4度の緯線を南回帰線といいます。
 
太陽は、この2つの線のあいだの真上を往復しながら動いているように見えます。
 
➁経度
北極と南極を結ぶ地球上の線を経線または子午線といいます。
 
経度は、イギリスにあるグリニッジ天文台があった場所を通る経線(経度0度)を
 
もとにした角度で、東経○○度、西経○○度のように表します。
 
経度は、0度から180度のはんいで表します。
 
兵庫県明石市を通る東経135度を基準(標準時子午線)として、日本の時刻は決められています。
 
また、緯度によって太陽の南中高度が違い、昼夜の長さや気温も違ってきます。
 
そして、経度によって太陽の南中高度や国々の日常で使われる時刻は違ってきます。
 
みなさん、緯度と経度についてしっかりと覚えましょう。