ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第4回 地図や図を読み解く問題⑴ 練習問題4 解説その4
最後に、残っている問4を片付けましょう。
静岡県で食料品の工業出荷額が多い理由を説明します。
「問3の答えと地図をふまえて」がヒントになっています。
問3の答えは「茶」でしたね。
日本一の生産量ですから、製茶業がさかんだということがわかります。
また、地図を見てみますと…
「焼津港(やいづこう)」が出ています。
問1や問5では使いませんでした。
問題に関係ない場所がわざわざ示されることはほとんどありません。
ここが使いどころだということです。
焼津港は漁港ですから、周辺で水揚げされた魚介類を加工する
水産加工業がさかんに行われているということがわかります。
この2点は必ず入れてください。
さらに、縮尺の関係だとは思いますが、東京(関東地方)も地図で出てきています。
大消費地である東京に近いということです。
このことにも触れておくと、さらによい答案になりますね。
解答例:
製茶業に加え、焼津港などで水揚げされた水産物の加工などがさかんで、
東京などへも出荷しやすい位置にあるから。
以上で6年社会下 難関校対策 第4回 地図や図を読み解く問題⑴ 練習問題4
の解説を終わります。