ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 食塩水の体積と重さ

中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、食塩水の体積と重さについて解説していきたいと思います。
ビーカーの中に100㎤(100g)の水を入れて(①)、
そこに静かに10gの食塩を入れます(②)。
そして、かき混ぜて食塩が全部溶かしていきます。(③)
次に、①・②・③のそれぞれの水面の高さを調べていきます。
すると、①が最も低く、②が最も高くなります。
体積を調べてみると、①が100㎠、②が105㎠、③が103㎠になります。
つまり、食塩を水に溶かした時には、体積は水だけの時より少し増えます。
ただし、この食塩水の体積は、解ける前の食塩と水の体積の和よりも小さくなっています。
また、食塩が水に完全に溶けていてもいなくても、つぶはビーカーの中にあります。
このため、食塩水の重さ(解けていないときは水と食塩の重さの和)は
いつも110g(水100g+食塩10g)となります。
みなさん、食塩水の体積と重さについてしっかりと覚えましょう。