中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 同じこさの食塩水と重さ

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、食塩水のこさを同じ体積で比べた時の重さについて解説していきたいと思います。
 
水100㎤(100g)が入ったビーカーを3つ用意します。
 
これらのビーカーの中にそれぞれ食塩・砂糖・アルコールを20g入れます。
 
このとき、水溶液の重さはどれも120gで、こさも同じになりますが、体積が違います。
 
食塩水が107㎤、砂糖水が112㎤、アルコール水溶液が123㎤となります。
 
このことから、こさが同じであっても同じ体積当たりの重さは、
 
水溶液の種類によって違うということがわかります。
 
食塩水・砂糖水・ホウ酸水など多くの水溶液はこくなるほど、同じ体積当たりの重さは重くなります。
 
ですが、アルコールとアンモニアの水溶液はこくなるほど、同じ体積当たりの重さは軽くなります。
 
これは、もともとアルコールやアンモニアが水よりも軽いためです。
 
みなさん、食塩水のこさを同じ体積で比べた時の重さについてしっかりと覚えましょう。