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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第17回基本問題 問三解説

【問三】
 
問題文にある「合わないもの」に注目します。
 
そして、この日本人の研究者が同情される理由が具体的に
 
書かれている部分を探し、選択肢と照らし合わせていきます。
 
ア 「日本では女性に下手に声をかければ変に思われる恐れがあるから。」というのは、
 
18行目から19行目「へたに女の子に声をかけたりすれば、
 
そのほうがかえって変に思われる」とあるので、適切です。
 
イ 「日本では仕事中にはあいさつをしなくてもいいところが多いから。」というのは、
 
17行目から18行目「日本では、こういう場合、あいさつをしなくてもいい、
 
となっているところがすくなくない。」とあるので適切です。
 
ウ 「仕事中に声をかけて邪魔をしては悪いと思っていたのだろうから。」というのは、
 
10行目から11行目「この日本人研究者は、仕事をしている人の妨げになっては悪い、
 
とでも思ったのであろう」とあるので適切です。
 
オ 「外国のことでことばも自由でなく緊張していたと思われるから。」というのは、
 
19行目から20行目「ことばもあまり自由でない異国のことである。
 
緊張していたのであろう。」とあるので適切です。
 
エ 「仕事さえしていれば愛想をふりまく必要はないと考えているから。」というのは、
 
確かに類似した内容の文章が37行目から38行目
 
「仕事さえしていれば、よけいな社交など不要である。」とありますが、
 
「愛想をふりまく」とは異なった行動ですので不適切となります。
 
 
答え: エ