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ノア式予習シリーズ学習法 5年国語 5年下第17回基本問題 問六解説

【問六】
 
本文のポイントでも書いた通り、
 
「あいさつ」がどのようなものなのかについて、
 
筆者が自分の考えを述べているのは44行目以降です。
 
注目すべきなのは、44行目から45行目「人間と人間とが接近すると、
 
摩擦を生ずる。熱が出る。あるいは火花が散る。
 
まずい。それをやわらげる潤滑油があいさつだ。」という一文です。
 
58行目からは「心理的なナワ張り」をキーワードに
 
あいさつの果たす役割について持論を展開しています。
 
そして、そのまとめとして83行目から84行目
 
「あいさつは、人間としてナワ張りの筒と筒とがふれ合うところで、
 
他意のないあかしとして提出されるパスポートである。」とあります。
 
筆者の考えがどの部分でまとまられているのかを考え、
 
それがどのような言葉にたとえられているのか、
 
しっかりととらえましょう。
 
 
答え: 潤滑油・パスポート