ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 アンモニアの性質と取り出し方
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、アンモニアの性質と取り出し方について解説していきたいと思います。
アンモニアには、以下のような特ちょうがあります。
・無色で、鼻をさすような特有なにおい(刺激臭)があり、
鼻やのどをいためる有毒な気体となっています。
・0℃で1㎤の場合では、アンモニアの重さはおよそ0.77g
(空気のおよそ0.6倍の重さ)です。
・水によく溶けます。
では、アンモニアの取り出し方はどのようになっているのでしょうか。
アンモニア水をふっとう石とともに試験管に入れて、弱い火で熱していきます。
すると、アンモニアが発生します。アンモニアは水に最も溶ける気体となっています。
水温が低いほど多く溶けますが、高くなると溶けることができません。
発生してくる気体は空気よりも軽く、水によく溶けます。
なので、集めるときには上方置換法(じょうほうちかんほう)を用います。
みなさん、アンモニアの性質と取り出し方についてしっかりと覚えましょう。