中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 塩化水素の性質と取り出し方

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、塩化水素の性質と取り出し方について解説していきたいと思います。
 
塩化水素には、以下のような特ちょうがあります。
 
・無色で、鼻をさすような特有なにおい(刺激臭)があり、有毒な気体となっています。
 
・0℃で1㎤の場合では、塩化水素の重さはおよそ1.64g
 
 (空気のおよそ1.3倍の重さ)です。
 
・水にとてもよく溶けます。
 
では、塩化水素の取り出し方はどのようになっているのでしょうか。
 
まず、こい塩酸を試験管の中に入れます。
 
それを弱い火で熱していくと、気体の塩化水素が発生します。
 
試験管には、液がとつぜんふっとうするという突沸(とっぷつ)を防ぐために、
 
ふっとう石を入れておきます。
 
発生してきた塩化水素を集めるときには、かわいた試験管の中に下方置換法(かほうちかんほう)を用います。
 
みなさん、塩化水素の性質と取り出し方についてしっかりと覚えましょう。