中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 水素の取り出し方

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、水素の取り出し方について解説していきたいと思います。
 
水素は、無色透明(むしょくとうめい)でにおいがない、すべての気体の中で最も軽い、
 
水にはほとんど溶けない、水素にはものを燃やすはたらきがないというような特ちょうがあります。
 
では、その水素の取り出し方はどのようになっているのでしょうか。
 
水素を取り出すときには、水上置換法(すいじょうちかんほう)を用います。
 
亜鉛(あえん)・アルミニウム・鉄などの金属に、うすい塩酸などを加えます。
 
すると、水素が発生します。
 
このとき、水素は金属の表面から出てくるように見えます。
 
しかし、実際には塩酸をつくっていた水素で、
 
金属と塩酸の両方が変化することで発生したものとなっています。
 
水素を取り出す時は、上方置換法(じょうほうちかんほう)ではなく、
 
水上置換法(すいじょうちかんほう)であることに注意が必要です。
 
みなさん、水素の取り出し方についてしっかりと覚えましょう。