ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第2回基本問題 問三2解説

【問三】
2
1の解答にあるようなランタン谷の人々の環境を壊さない生き方を知り、
筆者はどのように変わったのでしょうか。
文章全体の流れから考えていきます。
筆者は、問二の答えにもあるように、
自分たちがランタン谷の自然を壊してしまったことに心を痛めています。
そして、26行目「それまでのように、何の疑いもなく科学を信じることが、
僕にはできなくなった。」のです。
ここから、90行目から91行目「これまでとは違った科学、「二一世紀の科学」
をいまこそ発展させなければいけないのだ。」という主張が導かれています。
以上のことから、アの選択肢が適切であることがわかります。
イ ×
筆者は自分たちがランタン谷に来たことで、
自然や環境が壊れてしまったと心を痛めています。
このことから考えると「ランタン谷の自然が予想以上に
破壊されていることに驚き」という部分が適切ではないことがわかります。
ウ ×
筆者の主張は、これまでとは違った科学を発展させるべきである
というもので「自然を優先させるべき」というものではありません。
エ ×
選択肢には、「ランタン谷の自然や環境を少しぐらい壊していいと考えたのは」
とありますが、筆者は1段落から自分たちが自然や環境を壊してしまったことに
心を痛めています。このことから適切でないことがわかります。
答え: ア