ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 水のふっ点と気圧の関係

中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、水のふっ点と気圧の関係について解説していきたいと思います。
水がふっとうする温度(ふっ点といいます)は、ふつうであれば100℃である
ということは覚えているかと思います。
例えばですが、高い山に登山に行ったとき、水をふっとうさせたとします。
その時のふっ点は何度になるのでしょうか。
この場合のふっ点は、100℃よりも低い温度となります。
なぜそのようになるのかというと、水のふっとうする温度と気圧との
あいだには関係性があるからです。
気圧が高くなればなるほどふっ点は高くなり、
低くなればなるほど気圧は低くなります。
ふっ点は、高さが0m(海抜0m)のときには100℃、600mのときには
およそ98℃、1200mにはおよそ96℃、2900mのときには
およそ90℃となります。
このことから、気圧が高くなればふっ点は高くなり、
低くなれば気圧は低くなるという関係性が証明できます。
みなさん、水のふっ点と気圧の関係についてしっかりと覚えましょう。