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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 光合成は光の強さで決まるのか

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、光合成は光の強さで決まるのかについて解説していきたいと思います。
 
アマゾンにある熱帯雨林では、地球上の酸素のおよそ30%が
 
光合成によってつくられています。
 
赤道に近く、そして強い光が降り注ぐイメージですが、
 
光合成のはたらきは光の強さだけで決まるのでしょうか。
 
光合成には、水と二酸化炭素と適当な温度と光が必要となっています。
 
温度が一定で二酸化炭素の濃度が濃くなると、確かに強い光の方が光合成が
 
盛んにおこなわれています。
 
しかし、実際の大気中の二酸化炭素の濃さよりも低い濃さの範囲では、
 
光の強さのちがいによる光合成の量の差はほとんど見られません。
 
これは、光合成の量を決めているものが光の強さではなくて、
 
二酸化炭素の濃さなのだということを示しているからです。
 
みなさん、光合成は光の強さで決まるのかについてしっかりと覚えましょう。