中学受験専門プロ個別指導塾ノア

ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 ~蒸散を表す式~

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、蒸散作用(じょうさんさよう)のなかでも、蒸散作用~蒸散(じょうさん)を
 
表す式~について解説していきたいと思います。
 
別のページにて、蒸散(じょうさん)するところを調べたかと思います。
 
その時のことをおさらいしましょう。
 
葉の面積と数が同じ枝を用意して、次のA、B、C、Dのようにして、
 
減った水の量を調べます。
 
A:そのまま試験管に枝をさす。
B:葉の表側にワセリンをぬる。
C:葉の裏側にワセリンをぬる。
D:葉をすべてとり、そのあとにワセリンをぬる。
 
結果は、気こうが多くある葉の裏側からの蒸散(じょうさん)が最も多く、
 
枝からも少しばかり蒸散(じょうさん)していることがわかりました。
 
では、このときの蒸散(じょうさん)の量を式に表すとどのようになるのでしょうか。
 
それぞれの蒸散量(じょうさんりょう)をA(g)、B(g)、C(g)、D(g)、とします。
 
表からの蒸散量(じょうさんりょう)=A-B=C-D
裏からの蒸散量(じょうさんりょう)=AーC=B-D
くきからの蒸散量(じょうさんりょう)=D
A=B+C-D などのような関係となります。
 
みなさん、蒸散(じょうさん)を表す式~についてしっかりと覚えましょう。