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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第4回基本問題 問四5解説

【問四】5
 
「とうさん」は「おじさん(弟)」の気持ちを思いやっています。
 
その真意は、80行目から82行目
 
「許せんかったんやろう。じぶんだけ好きに生きて、
 
都合のいいときにだけ、ここが故郷やって帰ってくる。
 
そういうことが、じぶんに許せんかったんやろう。」
 
の中からも読み取れます。
 
「とうさん」は、4の解答にからも分かるように、
 
68行目から69行目「百年も二百年も変わることを許さないこの村の伝統」
 
から逃げた「おじさん」に対し、自分の意思で逃げてしまったのだから、
 
自分に都合がいいときだけ帰ってくるという
 
身勝手な行動ができるようないいかげんな人物ではないと言っているのです。
 
 
答え: 自分だけ好きに生きて、都合のいい時だけ、
 
   故郷に帰って来るような身勝手な行動が許せないという気持ち。