ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 水と水蒸気~水の蒸発~
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、水と水蒸気のなかでも、水の蒸発(じょうはつ)について
解説していきたいと思います。
水が水蒸気にすがたが変化するときには、蒸発(じょうはつ)と
ふっとうというふたつの変化が起こります。
このページにおいては、水の蒸発(じょうはつ)について説明していきます。
例えば、茶わんの中に水を入れておいて何日かそのままにしておいたとします。
すると、茶わんの中の水の量は減っていました。
また、洗濯物を外に出したり、部屋干ししたりするかと思いますが、
そのどちらでもしばらくすると洗濯物がかわいていきます。
それは、洗濯物の中にある水が水蒸気になって空気中に
出ていったから起こることなのです。
このように、水がその表面から水蒸気になっていくという
この現象のことを蒸発(じょうはつ)といいます。
水を入れたコップをふたつ用意して、片方はなにもおおいをしない、
もう片方はラップをして、蒸発(じょうはつ)の仕方を確かめます。
すると、何もおおいをしていなかったほうのコップの水面はさがっており、
ラップをした方は変化がありません。
このことから、水がその表面から水蒸気になっていくことが確かめられます。
いっぱんに、温度が高くなるほど蒸発(じょうはつ)はさかんになっていきます。
みなさん、水の蒸発(じょうはつ)についてしっかりと覚えましょう。