ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 水の特別な性質

中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、水の特別な性質について解説していきたいと思います。
多くのものでは、液体から固体に状態(じょうたい)が変化していくときには、
その体積は減っています。
ここでは、ある実験の様子をまじえながら説明していきたいと思います。
まずは、ビーカーの中が空になっているものを用意します。
そこに用意しておいたパラフィンやろうをとかして液体にして、
それをビーカーの中に入れて冷やして固体にします。
すると、冷やしたビーカーの真ん中の部分がへこんでいました。
このことから、パラフィンやろうをとかして液体にしたものを固体に
すがたを変化させると、その体積が減るということが分かります。
では、水の場合はどのようになるのでしょうか。
同じ実験を水で行うと、液体のときよりも固体のときの方が
かさがますという結果になります。
このことから、水は固体になると液体の状態(じょうたい)のときと
比べて体積が増えるということが分かります。
このことは、水だけが持っている特別な性質となっています。
みなさん、水の特別な性質についてしっかりと覚えましょう。