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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 水のぼう張と収縮

みなさん、こんにちは。
 
今回は、水のぼう張と収縮(しゅうしゅく)について解説していきたいと思います。
 
水も空気と同じように、温度が上がれば体積が増えていき、
 
下がれば体積は減っていきます。
 
しかし、フラスコの中の水をいっぱいに入れて、両手で温めてみても、
 
水面の変化はほとんど見られません。
 
これは、水のぼう張する割合が空気に比べて、大変小さいからです。
 
ここでは、水のぼう張、収縮(しゅうしゅく)の2つの見方に分けて
 
説明していきます。
 
➀水のぼう張
水をいっぱい入れたフラスコにガラス管をつけて、静かに熱湯の中に入れます。
 
はじめにガラス管の水面は下がりますが、すぐに水があたためられますので、
 
水がぼう張して水面は上がっていきます。
 
はじめ、水面が下がった理由は、中の水よりフラスコのガラスの方が先に
 
あたためられてぼう張し、フラスコの容積が増したからです。
 
また、その後水面が上がっていったのは、水のぼう張の方が
 
ガラスよりずっと大きいからです。
 
⓶水の収縮(しゅうしゅく)
湯につけたフラスコを、冷たい水の入っている容器に入れると、
 
ガラス管の水面がはじめは上がりますが、その後は下がっていきます。
 
その理由は、ぼう張と逆のものとなります。
 
みなさん、水のぼう張と収縮(しゅうしゅく)についてしっかりと覚えましょう。