ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 気体の体積の変化とその割合
中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、気体の体積の変化とその割合について解説していきたいと思います。
空気などの気体は温度が上がるとぼう張し、下がると収縮(しゅうしゅく)します。
この変化を調べると、たいへん規則正しい変化をしていることは空気のぼう張と
収縮のページでも説明しました。
気体の体積は、1℃上がるごとに0℃のときの体積の273分の1ずつ増えていきます。
また、気体が冷えるときは同じように、温度が1℃下がるごとに0℃のときの
体積の273分の1ずつ減っていきます。
この変化の割合は空気だけにあてはまるものではなく、
ほかの気体においてもあてはまります。
このことから、ここで説明した気体の体積の変化の割合は、
どのような気体においてもあてはまるということが分かります。
また、気体のぼう張と収縮(しゅうしゅく)の割合は、液体と固体に比べると、
大きいものとなっています。
みなさん、気体の体積の変化とその割合についてしっかりと覚えましょう。