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ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第5回 統計資料を読み解く問題⑴ 練習問題4 解説その3

続いて、2の問題です。 
 
神戸について述べた文として「正しいもの」を「記号で」選びます。 
 
ア:<1854>日米和親条約で開港された場所…? 
 
  はい、北海道の函館と静岡県の下田でしたね。 
 
  ですから、アは誤りです。 
 
  神戸は<1858>日米修好通商条約で開港された場所ですね。
 
イ:<1905>ポーツマス条約によって開港された場所…? 
 
  ありません、少なくとも日本には。 
 
  したがって、イも誤りです。 
 
ウ:北条時宗が元との戦いのために整備した場所…? 
 
  九州の博多湾です。 
 
  したがって、ウも誤りです。 
 
ということは、残ったエが正解です。 
 
平清盛が宋と貿易を行うために整備した港、 
 
当時は何と呼ばれていましたか? 
 
はい、大輪田泊(おおわだのとまり)です。 
 
大輪田泊は東大寺の大仏造立に尽力した行基が開いた 
 
とされている港です。 
 
現在の神戸港の西側の一部分にあたります。 
 
室町時代に足利義満が始めた日明貿易(勘合貿易)の拠点 
 
としても使われました。 
 
日本で最も古い貿易港の1つです。