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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第7回基本問題 問四解説

【問四】
 
傍線③「なんともいえないまったりとした空間」とあります。
 
「まったり」とは「まろやかで深みのある味わいが、
 
口の中に広がっていく様子」を表します。
 
特に意味があるとは思えない言葉を交わしながらも、
 
51行目から52行目「互いが同じ時間を共有していることを確かめ合う」
 
ような「あいさつ」が生み出す空間を、
 
筆者は「まったりとした空間」と表現しています。
 
本来の意味から「味わい深く」は導かれます。
 
「あいさつ」により時間をかけて確かなコミュニケーションを
 
深めていく場には、ほどよく心地よい親密な空間が
 
広がっていくことを読み取ることができます。
 
このことから、エの選択肢が適切であることがわかります。
 
ア ×
 
イ ×
 
「あいさつ」によりア「素朴な様子」や
 
イ「はなやかで美しい様子」が広がることはありません。
 
ウ ×
 
44行目から45行目「コミュニケーションの回路ができてゆくのを
 
たのしんでいるのだ。」とありますので、
 
この選択肢が適切ではないことがわかります。
 
 
答え:エ