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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第7回基本問題 問五1解説

【問五】
 

 
傍線④「そんな現実をみるうちに」とあります。
 
まず、「そんな現実」という指示語をたどっていきます。
 
「そんな現実」とは、75行目から77行目
 
「アフリカの医療事情の貧しさもさることながら、
 
ぼくが圧倒されたのは、彼らの日常が置かれている
 
死と隣り合わせの「生」の危うさである。」という現実です。
 
その理由として、58行目から61行目に「ここでは人が簡単に死んでしまう。
 
日本では考えられないような些細な原因でそれまで元気だった人が・・・
 
なくなってしまう。」とあります。
 
また、65行目から66行目には「日本では致命傷とは考えられていない原因で、
 
あれよあれよという間に死んでしまうこともある。」と書かれています。
 
これらのことから、エの選択肢が適切であることがわかります。
 
ア ×
 
「死の不安から助けられない」という現実ではありません。
 
イ ×
 
筆者を圧倒したのは「極端に貧しい現実」ではありません。
 
ウ ×
 
「薄情と思えるほど悲しむこともなく」とありますが、
 
このような内容は本文には書かれていません。
 
 
答え: エ