ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第6回 文章を読み解く問題⑴ 練習問題1 解説その5

それでは、問5にいきましょう。
平清盛から始まり、江戸時代の鎖国が完成するまでの外交を大まかに
説明した文章です。
問題を解く際にはじっくり読む必要はありませんが、復習のときに
じっくり読んでみてください。
平安時代末から江戸時代初めまでの外交の流れをつかむのによい文章です。
問5は空らんa~cにあてはまる地名の組み合わせとして適切なものを
「記号で」選びます。
空らんaの直前に「平清盛」、直後に「港を整備」とありますから、
「あっ、神戸だ。」
となるのですが、選択肢を見ますと…
「あらら、神戸がない…」
となって慌てるところですが、落ちついて。
選択肢をよーく見れば、アに「兵庫」とありますね。
神戸は現在、「兵庫」県の県庁所在地ですね。
平清盛が博多や長崎の港を整備した、なんて話は聞いたことがありませんので、
空らんaだけで問5の正解がアだとわかります。
古くは神戸港よりも栄えていた兵庫港なのですが、修好通商条約で兵庫から
神戸に変更になってから、神戸に主役の座を奪われてしまいました。
神奈川と横浜の関係に似ていますね。