ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第6回 文章を読み解く問題⑴ 練習問題1 解説その8
問8です。
下線⑤が足利義満だということだけ確認して、サクサクと選択肢の吟味に
入りましょう。
足利義満について「正しいもの」を「記号で」答えます。
ア:南北朝の対立を終わらせたのは正しいのですが、後醍醐天皇はすでに
亡くなっています。
南北朝の合一は1392年です。
したがって、アは誤りです。
イ:足利義満のころ、室町幕府は全盛期を迎えます。
したがって、イも誤りです。
イは1467年の応仁の乱以後のことを説明した文ですね。
ウ:足利義満は京都の北山に金閣を建てました。
したがって、ウも誤りです。
ちなみに、京都の東山に銀閣を建てたのは…?
はい、足利義政ですね。
8代将軍です。
イも足利義政とかかわりが深い文です。
ということは、
残ったエが正解になります。
室町時代は、
足利尊氏と南北朝の対立
↓
足利義満と勘合貿易
↓
足利義政と応仁の乱
と大まかに流れていきます。
歴史を得意にするコツは、人物とできごとを結びつけて、大まかな流れを
まずつかんでいくことです。
細かな知識はあとから詰め込めばよいです。