ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 温度と熱の関係

中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、温度と熱の関係について解説していきたいと思います。
温度とは、もののあたたかさや冷たさの度合いを示しているもののことです。
一方で、熱とはもののなかで、温度が変わる原因となるもののことをいいます。
熱とは物質ではなく、エネルギーとなっています。
なので、物質の中において熱が出入りしても、物質の重さは変わりません。
熱(エネルギー)の出入りによって、それぞれの物質の作っている小さなつぶ
(原子や分子にことです)の運動の激しさが変わります。
このことによって、温度が変化するのです。
たい焼きをガスの炎であたためると、炎のエネルギーが外側から分子の動きを
盛んにさせていき、外側がこげていきますが、
内側のあんこは冷たいままのこともあります。
また、たい焼きを電子レンジであたためると、マイクロ波によって
たい焼き全体があたたかくなります。
このときには、熱がにげにくいあんこの部分の方が熱くなっています。
みなさん、温度と熱の関係についてしっかりと覚えましょう。