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ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第10回基本問題 問三解説

【問三】
 

 
傍線③「そこまで考えてハッとした」とあります。
 
筆者が気づいたことは4段落と5段落に示されています。
 
すなわち、マサイの人々が牛の生き血を飲むのは、
 
サバンナという農業に依存できない環境に住む人々が、
 
生きる手段としてビタミンを摂取していることに気づいたのです。
 
答え: マサイの人々は、牛の生き血を飲まなければ
 
生きていけない環境に住んでいること。
 
 

 
1の解答のことに気づいた筆者はどのように反省したのでしょうか。
 
マサイの人々の具体例に続き、
 
6段落ではガボンの人々が生きていくためにサルを食べなくてはならないという
 
「生活の知恵」について述べ、この二点について
 
7段落38行目から40行目「自分たちの生活を基準に、
 
そういうものが手に入らない人々の食生活を非難するのは
 
不遜(思い上がり)というものだろう。」と反省しています。
 
 
答え: 自分たちの食文化を基準に異なる人々の食文化を不遜に非難したこと。