ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第10回基本問題 問七解説

【問七】
傍線⑦「その根っこにあるもの」とありますので、
「その」という指示語をたどると
69行目から70行目「異文化と出会ったとき
「野蛮!」と切り捨ててはもったいない。」とあります。
これについて、筆者は40行目から42行目
「暑さや寒さや雨の量、地形風土、その他の環境の影響を受けながら、
長年かかって形成したものだ。」と考えています。
だから、自分たちの文化だけを「基準」に考え、
異文化を「野蛮!」と切り捨ててはもったいないのです。
そして、その土地の人々が生きていくために
「長年かかって形成したもの」の根底にあるものは何でしょうか。
それこそが「人間の知恵」なのです。
答え: 気候や風土などの環境の影響を受けながら、
生きていくために長年かかってその土地に形成されてきた
文化を生み出した人間の知恵。