ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 光合成色素の種類

中学受験生のみなさん、こんにちは。
今回は、光合成色素の種類について解説していきたいと思います。
植物が光合成を行うときには光を吸収するしていますが、
その役割をになっているのが光合成色素です。
光合成色素は、葉緑体の中にあるものです。
光合成色素は、クロロフィル・カロテノイド・フィコビリンに大きく分けられます。
さらに、それぞれの色素がいくつにも細かく分けられています。
クロロフィルとカロテノイドは、多くの光合成植物に見られますが、
フィコビリンは一部の藻類(そうるい)にしか見られません。
クロロフィル・カロテノイド・フィコビリンをあわせ持っている
紅藻類(こうそうるい)に注目してみます。
アサクサノリを火であぶってみると、黒から緑色に変化します。
これは、熱に弱いフィコビリンの性質が変わったのに対して、
比較的火に強いクロロフィルの色だけが残ったことによるものです。
みなさん、光合成色素の種類についてしっかりと覚えましょう。