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ノア式予習シリーズ学習法 5年理科 温泉玉子はなぜ黄身だけ固まるのか

中学受験生のみなさん、こんにちは。
 
今回は、温泉玉子はなぜ黄身だけ固まるのかについて解説していきたいと思います。
 
ゆで卵を作るときに、白身だけが固まって黄身はドロリとしている
 
半熟卵(はんじゅくたまご)ができることがあります。
 
しかし、温泉玉子は黄身の方が固まっています。
 
火を強くしたり弱くしたりしても、どうしても温泉玉子はできません。
 
では、どのようにして温泉玉子を作るのでしょうか。
 
卵の白身は70℃くらい、黄身は60℃くらいで固まります。
 
なべでゆでると、熱は水から白身へ、白身は黄身へと伝わっていきます。
 
ですので、白身が固まりはじめても、黄身はまだその温度になっていないのです。
 
温泉玉子は、65℃くらいの温度にしてゆでていきます。
 
この場合では、熱は同じようにして白身から黄身へと伝わっていきますが、
 
白身は固まらずに黄身だけが固まります。
 
水温を65℃くらいに保っていれば、温泉ではなくとも作ることができます。
 
みなさん、温泉玉子はなぜ黄身だけ固まるのかについてしっかりと覚えましょう。