ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第11回基本問題 問二解説

【問二】
「歴史とは無縁になった」とあります。
「歴史があったデコボコのコップ」に対して、
「水飲み場の紙コップや電動式のエンピツけずりや半自動的鰹節けずり」等を、
24行目から26行目で「それらは機能的に進歩した。
だが実体的にはまったく希薄になった。便利にはなったが、
歴史とは無縁になった。」と述べています。
水飲み場の紙コップは機能的で便利なものですが、
飲み終わればそのまま捨てられてしまいます。
水飲み場の紙コップには「デコボコのコップ」のような
長い間使われることで作られた
「物と人とのつながり」がないことがわかります。
答え: 長い間、人々によって使い続けられ慣れ親しんできたものと
人間とのつながりが失われ、機能的な便利な物ばかりになってしまったこと。