ノア式予習シリーズ学習法 6年国語 6年上第12回基本問題 問六解説
【問六】
傍線④「どういうわけか不意に涙が溢れた。」とあります。
涙が溢れた理由を考えながら文章をたどっていきます。
母の搭乗した飛行機を見ながら、
38行目から39行目「どうか落ちないで下さい。
どうしても落ちるのだったら帰りにして下さい。」
と祈りたい気持ちになった。」とあり、
無事を確認した後、「どういうわけか不意に涙が溢れた。」のです。
また、改札口で急に立ち止まった母が
34行目「深々とお辞儀をした」という描写があります。
筆者は「お辞儀」をする母の姿を思い出し、切なくなったのです。
このことから、ア・ウ・オの選択肢は適切であり、
イの選択肢については蘭のコサージを
30行目から31行目「やっときげんが直り、胸につけた」とありますので、
渋々つけていたことが読み取れ、適切でないことがわかります。
以上から「適切でないもの」はイだということがわかります。
答え: イ