ノア式予習シリーズ学習法 6年社会下 難関校対策 第6回 文章を読み解く問題⑴ 練習問題3 解説その3

問3にいきましょう。
空らん「え」にあてはまることばを答えます。
空らん「え」のすぐ上に「関東地方」、直前に「火山灰が積もってできた」
とありますね。
これだけでピーンと来ますね。
さらに、空らん「え」の直後は「層」です。
したがって、正解は関東ロームになります。
関東ロームの台地は、水もちが悪いために多くは畑として利用されて
きました。
現在、東京に近い武蔵野には住宅地が広がっています。
ところで、関東ロームといえば…
歴史でも出題されることがありますね。
1946年に納豆の行商をしながら考古学の研究をしていた青年が
関東ローム層からあるものを発見しました。
まず、この青年の名は?
はい、相沢忠洋(あいざわただひろ)さんですね。
では、相沢忠洋さんが関東ローム層から発見したあるものとは?
はい、打製石器です。
それまで、日本には旧石器文化はなかったというのが定説だったのを
くつがえした遺跡です。
その遺跡は…?
群馬県の岩宿遺跡ですね。